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部屋の中におくことで、階段にインテリアとしての装飾的な役割をもたせている点も、昔の箱階段と似ています。
ここに例をとったハイブリッドソーラーハウスや最近のアメリカの住宅と、昔の日本の家との共通点は、屋内の温度のようすです。
これらの家や昔の日本の家は、どちらも室温に「いつもどこでも」温度差があまりありません。
相違は、その温度にあります。
これらの家が型時間暖房によって「いつもどこでも寒さのない状態で安定」しているのに対し、昔の家は「いつもどこでも寒い状態で安定」していることです。
こうしてみれば、昔の家で結露などがおこるはずもなく、今日、日本人が悩まされているダニ、カビ、アトピーなどの問題もほとんどなかったはずです。
もちろん、そんなレベルではない、もっともっと厳しい生活しかできなかったのですが。
な家になってしまうし、湿度の変化や結露を生んでダニやカビの温床をつくってしまいます。
それが第3期の住宅へ移行することで、やっと住宅本来の機能が確保され、家の中に安全で心地よい季節をつくることができるようになります。
こうして、暖房の変遷がもたらした第1期から第3期にいたる日本の住宅の変遷をみてみ間仕切りを取れば広々とした家。
全体が暖かければ間仕切り壁はなくてもいい。
暖房しだいで家が広くなる南中央玄関による東西分断ると、今日多くの人が普通の家と思っている「部屋ごとに入れたり切ったりする暖房」の第2期住宅は、日本の長い住宅史の中でほんの半世紀だけ存在した過渡的な姿であって、一時の間違いだったことに気がつくはずです。
戦後の第2期型の「玄関・ホール・廊下・階段」型で当たり前と思っていた廊下をやめてみると、その大きな変化に驚かされます。
南中央玄関とホールと北の箱庭が家を東西に分断。
ホールも箱庭も、ともに寒い。
ホールも部屋に取り込んで東西を一体化。
箱庭の大きな北窓は家を冷やすので廃止。
居間の吹き抜けの長所と欠点第2期の住宅では玄関にしかできなかった吹き抜けですが、ハイブリッドソーラーハウスのような第3期の住宅では、居間やダイニングルームなどのおもな居住区につくれます。
居住室といわず「居住区」としたのは、家の中に完全に仕切って部屋としての形をつくる必要なく、仕切るにしても袖壁で目かくしをつける程度の、いわゆるオープンプランでいいかたとえば、前上段の家の1階部分の間仕切り壁を取りはらって、その変化をみてみましょう。
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